PERSON

未来をつなぐ人々

未来をつなぐ 管・Engineering! ライフライン×つなぎ隊

未来をつなぐ 管・Engineering! ライフライン×つなぎ隊

建物ガス工事監理

永井 信行

Nagai Nobuyuki

  • 設備営業部
  • 入社/1999年10月

建築関連企業を経て東邦ガステクノへ転職。入社後は道路からガス管を敷地内に引込む工事の監理担当としてキャリアを積む。現在は複数の現場をコントロールする管理職として、ときに部下の相談相手として、ときに自らが現場に立ち、業務全体を支えている。

WORK

私の仕事

東海地域のランドマークに、ガスす。

私が所属する部署では、東海地区のランドマークと言われる建設物を筆頭に、学校、病院、ショッピングセンター、工場などの大型施設にガス管を設置する工事を担当しています。手がけるのは例えば、名古屋駅・笹島地下の高層商業ビルや、名古屋市港区のスマートタウン「みなとアクルス」内のさまざまな商業・スポーツ施設などです。大型案件が多く、竣工まで1年以上と長期に渡る現場が多いのが特徴です。家族や友人などに「今はあそこの建物を担当している」と話すと感心してくれることも多いのですが、大型施設ならではの苦労もあります。例えば、建物内部にはガス管だけではなく、電気・水道・空調などさまざまな配管が通ります。そうした場合「建物内のどこにどの配管を通すのか」は、各業者が折衝の上で決定をします。建物の構造によって工事をしやすい配管ルートがありますので、電気や水道などの各業者の皆さんと協力しあい、ときには譲り合いながら、お互いの工事がスムーズに進む道を探っていくことも、監理という仕事の腕の見せ所です。また、こうした現場は大手建設会社のルールやスケジュールに則って動きますので、常に現場の情報に耳を澄ませ、状況把握に努めなければならないので、気が抜けません。しかし、やはり地域を代表する建設物に関わっているという嬉しさがあります。休日に家族とドライブ中、自分が担当した建物の前を通りがかる機会があれば「あれはお父さんが担当したんだぞ」と、つい自慢してしまいます。

ATTRACTION

私が思うチームテクノの魅力

[テーマ]社会かせないライフラインっている。

2011年、東日本大震災が起きました。全国のガス関連事業者と同じく、東邦ガステクノも、ガスというライフラインの一端を担う企業として多くの技術者を現地に派遣し、ガスの復旧作業にあたっていたのです。そして、私もその中の一人として仙台に向かいました。現地に着いたのは震災後2週間ほど経過したときです。すでに電気や水道といったライフラインは復旧の兆しを見せていたにも関わらず、ガスは復旧に時間がかかっていた地域が多く、作業を急いでいました。私が驚いたのは、復旧作業中に現地を歩いているだけで実に多くの人が声をかけてくれたことです。「どちらから来られたのですか」との問いに、名古屋ですと答えると「本当にありがとう」と言ってくれる人の多いこと。それどころか、自らの状況も顧みず、作業中の私たちに温かいコーヒーを差し入れてくれる方までいます。そうして、「うちはいつお風呂に入れるのか」と、至る所でたくさんの人から聞かれるのです。私は、「急ぎます、すみませんがもう少し待っていてください」と答えると同時に、これほど自分の仕事が求められたことが、今まであっただろうかと驚きました。そして、自分は世の中の多くの人の役に立っている仕事をしているのだと、そのときに深く実感したのです。正直に言えばそれまでは、頭で分かってはいても、自分の仕事の意義を本当には理解していなかったのだと思います。そのときに感じた誇りを今も胸に、日々の現場と向き合うようにしています。

事業の社会的意義

Social
Responsibility

事業の社会的意義 Social Responsibility