PERSON

未来をつなぐ人々

未来をつなぐ 管・Engineering! 技術開発×つなぎ隊

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ガス業界新技術開発工事監理

荒川 元康

Arakawa Motoyasu

  • 導管エンジニアリング部
  • 入社/2002年

同業他社でガス工事士としてキャリアをスタートさせ、以来、約30年この道ひと筋のプロフェッショナル。2002年、新技術の開発に挑戦できる環境に魅力を感じ、東邦ガステクノへ転職。東邦ガスと共同で複数の新技術開発に成功し、業界に新たな価値を発信している。

WORK

私の仕事

いたるところに、ガスらせる。

導管エンジニアリング部にて、街じゅうにガス管を施工する工事監理の仕事をしています。主に東海地域を中心に、毎日いろんな場所に出かけてガス管を施工しています。社会人になって以来、ずっとガス工事の仕事を続けていますが、いまだにこの仕事が飽きないですし、大好きです。現場での仕事が性に合っているのだと思います。なによりも、同じ現場が一つもないことが、この仕事の大きな魅力です。土地も違う、気候も違う、ガス管を通していくための条件も違う。さまざまな制約がある中で、いかに効率よく安全に仕事を進めることができるか…そのための工程を考えることこそ、工事監理の腕の見せどころです。現場は生き物ですから、同じことだけを繰り返していても駄目です。現場の状況を見ながら、常に新しいやり方を模索するのは大変ですが、むしろ、難しい状況であればあるほど、「どうやって乗り越えてやろうか」と、仕事に面白みを感じます。私は、根っからの現場の人間です。監理士という立場上、工事スケジュールの管理や現場への指示、日々の記録や報告などの業務が中心になってしまうのですが、その合間をぬって、現場の作業にも入ります。もちろん、人手が多ければ進行がスムーズになる、という事情もあります。しかし何より、現場に行くと作業に参加せずにはいられないのです。そうして、無事に工事をやり遂げたときに味わう達成感は、この仕事ならではの魅力だと思っています。

ATTRACTION

私が思うチームテクノの魅力

[テーマ]日本初技術開発める。

私は、東邦ガステクノの工事監理士として誇り思うことがあります。それは、ガス工事の業界において日本初の技術開発に挑めることです。東邦ガスとのパートナーシップのもと、これまでもたくさんの共同開発に関わってきました。例えば「ストリーム工法」もその一つです。これは簡単に言えば、ガス管の入れ替え工事を行う際、工事区間のすべてを掘り返すこと無く、入り口と出口の掘削だけで、工事を遂行できる技術です。開発にあたっては、東邦ガスの開発チームと意見を交わしながら、現場で何度も試行錯誤をしました。いくら理論上は完璧でも、現場で100%うまくいくとは限りません。理論をもとに現場でどう実践し、施工のための方法論を確立するかが、技術者の腕の見せ所です。たとえば事前の実験で、30m区間の工事では順調だった工法でも、100m区間の現場では通用しないことがあります。あらゆる現場で新技術による施工をトライし、現場で起こりうる多様なケースに対応できる方法論を確立しておくことが必須です。そうして初めて、全国のガス工事会社にノウハウを提供できる新技術となります。ガス工事の効率アップとコストダウンを可能にしたストリーム工法は今、日本全国の工事会社へ、私が確立した方法論とともに普及が始まっています。誰もやったことが無い技術開発に挑み、業界の発展に貢献する仕事ができる。大変な面も多いですが、非常に面白みを感じています。

技術開発

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development

技術開発 Technical development