概要
橋梁下面における添架管の状態確認は、足場を設置し、目視で実施していましたが、「足場設置コストがかかる、狭所、高所での作業となり、負荷が大きい」といった課題がありました。そこで架管維持管理の効率化とコストダウン、保安レベルの向上を図るため、平成15年に架管検査装置を導入しました。本装置の導入により橋上から低コスト高効率で検査することができます。
工法概要図
装置仕様
施工
- 1日あたり橋長60mまで検査可能
- アームの長さを調整可能なため、幅広い架管へ対応可能
- 欄干高さ最大1.20mまで設置可能
特徴
- アーム長を調節可能なため、橋梁下面の添架管の状態確認を足場設置することなく検査可能。
- 手動でアームを操作し、先端に搭載されているパソコンから遠隔操作可能な高画素、フレキシブル首振りカメラを使用することにより、精密な検査可能。
- 足場を設置して点検する方法に比べ、大幅にコストを削減することが可能。