技術・工法

フェニックス工法

概要

中圧B・低圧導管の継手部からの漏えい、亀裂・折損による漏えいおよび、地震時の漏えいを予防する更生修理工法です。
施工区間の両端を開削し、その部分のガス管を切断するだけで施工できるため、ガス管を入れ替えるのに比べ短期間で安価に施工できます。

施工手順とイメージ

施工手順1 施工手順2 施工手順3 施工手順4 施工手順5
(1)掘削・導管切断
施工区間の両端の部分を掘削し、導管を切断する。
(2)クリーニング
ウインチに清掃工具を連結して牽引し、導管内面をクリーニングする。
(3)ライニング
管内にシールホースを反転させながらライニングする。
ライニングの様子(イメージ)

特長

  • (1)一度に長いスパン(最大200mまで)を施工できる。
  • (2)90°エルボを含む複雑な配管への施工ができる
  • (3)1スパンあたり2箇所を掘削するだけで施工できる。
    (掘削土の発生を抑制)

適用範囲

圧力 中圧B・低圧
口径 100A 〜 400A(350Aは除く)
管種 鋳鉄管・溶接鋼管
配管 90°エルボ4つまで(口径変化部および分岐部は不可)
延長 最大 200mまで