STREAM工法

概要

入替区間の両端を掘削・切断し、到達立坑に引込装置を設置します。
既設管内にロッドを挿入し、先端にブレード・エキスパンダー及びPE管を接続します。その後、既設管をブレード・エキスパンダーで、切断拡径しながらPE管を引込み入替が完了します。

工法イメージ

適用範囲

施工対象 ダクタイル鋳鉄管・鋼管をPE管に入替
適用口径 低圧ダクタイル鋳鉄管 :100A~200A 同口径入替に適用
中圧Bダクタイル鋳鉄管 :150A~200A 同口径入替に適用
鋼管:200A 同口径入替に適用
※鋼管100A~150Aは技術開発中
施工延長 最大100m程度
設置ピット 5m×1.2m×管下40㎝
他埋設離隔 垂直離隔:30㎝以上
平行離隔:30㎝以上

※振動・騒音値について、愛知県振動騒音基準値以下であることを確認。

特長

  • (1)ダクタイル鋳鉄管を切断
      最大100tfの引き力を発揮できるためダクタイル鋳鉄管も難なく切断可能。
  • (2)立坑に入ることなく施工
      ロッドハンドラー及びリモートコントローラーにてロッドの脱着・押引きを遠隔操作で
      地上から安全に作業可能。
  • (3)PE傷が少なく施工
      最適な拡径率で押し広げながらPE管を内挿し、PE管への傷が少なく施工可能。

ロッド装填時には、ロッド搬送装置先端のカップ部分にロッドを填め、油圧シリンダーを伸ばすとアームが倒れロッドを装置内に装填する。ロッド取外しの際には、逆の動きをしてロッドが装置内から起き上がりロッドを回収する。

中圧B適用

〈保護層付きPE管〉
施工時の擦り傷を防止するために、PE管の外側に1.5mmの保護層を施したPE管である。