技術・工法

ハンマーヘッドモール

概要

ハンマーヘッドモールは、きわめて、軽便な空気・自走式推進機です。
施工延長が1~4m程度の供給管を非掘削で配管する推進機です。

施工方法は以下に示すとおりです。

  • (1)供給管の取出元および民地内を掘削します。
  • (2)供給管取出元からコンプレッサーを用いて
    土中を打撃による非回転推進で民地側へ推進孔を掘ります。
  • (3)推進孔にPE管を通します。
工法イメージ

特長

  • (1)コンクリート構造物を破損しないので、復旧が早い。
  • (2)掘削面積が削減できる。
  • (3)メンテナンス性が簡便

適用範囲

対象 新設供給管
口径 30A 50A
延長 1~4m
掘削坑
(mm)
道路側 L1000×W600
民地側 L500×W500

ハンマーヘッドモール 2B仕様

モール本体 2B 21/2B
ホース 15m
オイラー 1個(圧縮空気とオイルをミックスする装置)
本体寸法 2B:直径50㎜ 全長1120㎜
本体重量 11kg

準歩道とは

名古屋市の市道(幅員6m以上)の内、歩道のない道路に設置する
巾75cmのコンクリート帯。

仕様
75cm
厚さ 平均12cm

適用地盤(参考)

地盤 N値 適応性 備考
岩石・砂岩 100以下 不可
土丹層 30以上 不可
砂礫層 50以下 可能 50以上困難
砂質地盤 5以下~30 可能 30~50困難
粘土地盤 1~10 可能 15~30不可、8~15困難
0以下困難
関東ローム 3以下~5以上 可能

コンプレッサー(推奨)

標準能力
空気量 2.0~2.5m3/分
吐出圧力 0.7Mpa