ECOCAT工法は、道路をほとんど掘削することなく、既設の鋳鉄管をポリエチレン管に入れ替える工法です。既設の鋳鉄管を短冊状にスムーズに4分割しながら、新設のポリエチレン管を地中に引き込む工法であり、この工法は東邦ガスのオリジナル工法です。
直管部
切削部に十字に設置されたノコ刃で管内面の4方向に切削溝を付け、続いて通過する分割部・拡径部で鋳鉄管を外側に押し広げます。これにより、鋳鉄管を切削溝にそって短冊状に分割することができます。
クランプ部
分割ローラーで上下方向に押し広げることでボルトを破断し、ポリエチレン管を敷設するスペースを作ります。
対象管種
鋳鉄管 | ポリエチレン管 | |
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75A | → | 75A・100A |
100A | → | 75A・100A・150A |
150A | → | 100A・150A・200A |
200A | → | 150A・200A |
配管条件 | 現場条件 |
---|---|
・曲がり部のない直線配管 | ・2t車が通行可能であること ・土質による制限なし |
- ・発進立坑と到達立坑を掘削するだけで入替えができるので、掘削土の発生を抑制することができます。
- ・ガス導管工事のコストの大部分を占める、掘削・埋め戻し等の土木・舗装復旧費を大幅に削減できます。
- ・騒音・振動や交通規制が緩和できるため、周辺のお客さまへのご迷惑を低減できます。