パイプスプリッター工法は、道路をほとんど掘削することなく既設の鋼管を耐震性に優れたポリエチレン管に入れ替えることができる工法です。既設の鋼管の下側を縦方向に切り裂きながら、新設のポリエチレン管を地中に引き込みます。
- (1)施工区間の両端および供給管切替部を掘削します。
- (2)発進立坑から到達立坑に向けて管内にロッドを挿入します。
- (3)到達立坑に到達したロッドの先端にポリエチレン管を接続し、発進立坑に設置した油圧シリンダーでロッドを引き込むことで、ポリエチレン管を敷設します。
圧力 | 低圧 | ||||||
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口径 |
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延長 |
・1回の施工につき30m~50m ・供給管切替部5か所程度 |
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条件 |
・曲がり部のない直線配管 ・補修用材料を含む導管でも施工可能 ・2tトラックが通行可能な道路 ・土質による制限はなし |