技術・工法

中圧B水取立管樹脂充填工法

概要

天然ガス転換による乾燥ガスの導入に伴い、水取器の必要性は低下しており、特に中圧導管に設置されている水取立管(白ガス管)においては、経年劣化による腐食が懸念されることから、非開削で水取立管内に樹脂を充填することで、万が一の腐食・損傷によるガス漏洩を抑止することができます。

工法概要図

工法概要図

使用装置

施工概要図

注入器(ホッパー)

必要量の樹脂をホッパー内に入れ、立管内に樹脂を注入する。

施工概要図

撹拌器

樹脂(主剤・硬化剤)を自動で撹拌する。

特長

  • (1) 非開削で施工するため、安価なコストで施工できる。
  • (2) 中圧B以下であれば活管で施工できるため、減圧不可の路線でも施工可能である。
  • (3) 立管口径、延長及び曲り等の配管形状に左右されないため、ほとんどの立管に対して施工可能である。